トイレトレーニングについて

長男のトイレトレーニングについて、忘れないうちに失敗を含め我が家でのポイント等をメモしています。何かのお役に立てれば幸いです。

幼稚園入園には間に合わず、入園式はおむつをはいて、それ以降は布パンツで登園しました(トイレトレーニングが完了していない旨のお手紙を書きました)。先生のご指導もあり、1週間ちょっとでおもらしのお土産を持って帰ってくることがなくなりました。


●参考ブログ

保育士おとーちゃんの子育て日記(カテゴリ:排泄の自立)
進め方がまずいなと思ったとき、こちらのブログを読んで考え方を改めました。

幼稚園の先生の本音(記事:おむつ)
布パン生活の方法・心構えはこちらのブログを参考にしました。
※ややきつめの表現もあるのでお子さんが3歳過ぎている方はご注意ください


692.jpg ●トイレに行けるようになるまで

いろいろ失敗やまわり道をしました。幼稚園入園が成功の大きなきっかけでした。ご指導くださった先生方、一緒に喜んでくれたお友達には感謝の気持ちでいっぱいです。

(〜2歳くらい)
トイレの絵本を読んだり、水を流してもらったり、親のしているところを見てもらったり。

(2歳半:2015年夏)
なんとなくトイレトレーニングをはじめるべく、補助便座を購入。卒業おむつをはかせたり座ってみるように声をかけたりするもいやがられる。妊娠しておなかが大きくなり、補助便座をおいていると自分がトイレに行かなくなってよくなかったので、中断。

(2歳後半:2016年年始)
年が変わったので気分一新で再開。ごほうびを使って、補助便座に座ってくれるようになるもおしっこが出るようにはならず。

(3歳:2016年3月)
幼稚園教諭の友人に「パンツにしたら1週間でとれるよ」とおそわりとりあえずトレーニングパンツを購入。日中はトレーニングパンツで過ごす。最初はお漏らしになった時に「でた」と言っていたのが数日後には教えてくれなくなり、濡れても気にせず「おしっこでたよね?」と聞いても「言わないで!」と拒否。泣いたりが激しく妹への当たりがきつくなり、私もはじめて息子をかわいいと思えなくなり、1週間でこれではまずいと思い幼稚園入園までトレーニングはやめることに。おむつに戻してたくさん遊んだり、トイレ以外の「自分でできた」を増やすように接すると、小さい「できた」が増え息子の笑顔も増えて落ち着いてきました。

(3歳2カ月:2016年4月)
入園式はおむつをはいて。オリエンテーションで「トレーニング中の人も布パンツで」と言われたこと、これを逃すとパンツに切り替えるタイミングを失うと思ったこと、3月の時と違って息子の調子・関係もよくなっていて、今ならいける!という気がしたことをきっかけに日中は布パンツに切り替え。
最初は無意識に漏らしていたのが自分で我慢するように。もじもじしているのをみると声をかけすぎてしまうので、生活の節目だけと決める。
幼稚園入園3日目、自宅にておまるで成功。幼稚園では我慢しているようで帰り道に出ていたのもあり「おむつがいい」と言われ迷うも、自分でやりたい気持ちも増えてきているし今回はいける気がして最低2週間は続けると決めてそのまま続行。
翌週からお弁当がはじまり、濡れたお着替えを持って帰ってきてないなと思ったら入園11日目に自宅のトイレで成功。翌日先生から幼稚園でもできましたよと教えてもらう。これでコツをつかんだようでそのあとは尿意を感じると自分でトイレへ向かい、おしっこできるようになりました。
※2016年5月現在、うんちはまだです。夜はおむつをはいていますが、朝濡れていない日もたまにあったり。


●トイレトレーニングアイテムについて
693.jpg(なんとなくトレーニング中)
・おまるにするくせがつくとトイレに移行しにくいという噂をきいて、
 まず補助便座を買いました。
・ごほうびも使ってなんとかトイレに座ってくれるようになるも、
 おしっこは出ませんでした。

(布パン生活開始後)
・もしかしてまたがる方がいいのかと思い、
 母が別のトイレ用に買ってくれていた補助便座を試してみようかなと
 床においておいたら自分でまたがっていたので、それで簡易トイレを作成。
・簡易トイレには抵抗なく座り、
 翌日には我慢の限界と声かけのタイミングが合いおしっこ成功。
・トイレに移行する以前におまるでもいいから
 おむつでなくおしっこできるようになるのが先決と気がつき、
 補助便座+ステップになるおまるを購入。
・おまるにしたり、トイレに取り付けたりしているうちにおまる状態で成功。
・本人がトイレに取り付けたいといい、そのままトイレでも成功となりました。


694.jpg(トレーニングおしめ=卒業パンツ)
・濡れたかんじがわかるといっても全く気にせず遊んでいて、
 普通のおしめと同じかんじになってしまいました。
・箱買いしましたが、あまっています。

(トレーニングパンツ)
・ちびっとくらいは吸いますが、1回分がっつり出ると漏れました。
・漏れても気にせず、漏れないように私が焦って声をかけたり
 しつこくしてしまって、よくなかったなあと思います。
・布パンツ6枚が在庫切れした時には活躍しました。
・いっぱい使うかな?と思って6枚買いましたが出番はなさそうです。。。

(布パンツ)
・おしりとかゆがっていたので試しに布パンツをはかせてみたら、
 気に入ったようで漏れても布パンツを選んで履いてくれました。
・そこから一時中断しましたが、入園式(金曜日)の
 翌日(土曜日)から布パン生活開始。月曜日は初登園で布パンでした。
・びっしょり漏れるので、漏れたら教えてくれるようになりました。
・ボクサータイプがはやっていますが、
 自分が好きな履き心地のブリーフタイプを通販で購入。
・6枚買いましたが幼稚園に3枚おいていて足りなくなったので、
 +6枚買い、現在12枚になりました。

(裸)
・漏れたら丸わかりで、必ず教えてくれました。
・自分でトイレに行きやすいのもあり、自ら裸になったりしました。
・無意識?におちんちんで遊んだりしていたので
 なるべくパンツを履くように声かけしていますが、
 本人が「はかない!」といっている時は尊重して裸で過ごしたりしています。


695.jpg(おもちゃ作戦)...2016年年始
友人が「おしっこに成功したとき夫がおもちゃをあげたらどんどんトイレにいくようになってとれちゃった! でもこれでいいのかなあー」といっていたのをきき、わらにもすがる思いで我が家でも試してみることに。ただ、おもちゃを出すタイミングが早すぎて、トイレに行くだけでおもちゃ...になってしまい失敗。1日3個まで!と意味のないルールをもうけることに。せめておしっこがでてからにすればよかったと後悔。

(シール作戦その1)...2016年3月
ごほうびのおもちゃの在庫がなくなったあとはシールに変更。好きなように貼ってもらいました。おまるにできたときは、私の大事にしていたとっておきのもこもこしたシールを5枚くらい貼らせてあげたりして。

(シール作戦その2)...2016年4月
付録のシールを貼りきったので100円ショップにシールを探しにいったところ、息子くんが今ハマっている戦隊物のシールを発見。台紙そのまま渡すとたーくさん貼ろうとするので、1枚ずつに切り分けて渡しました(それでも「全部はる!」といいますが、力つきて3枚くらいでやめます)。トイレでおしっこができたら好きな枚数シールを貼らせてあげました。
その後、トイレでの成功率が上がるとシールは気にしなくなってきました。貼りたい時には貼らせています。


●おしっこへの意識の変化
(無意識期)
布パンツになりたての時は無意識にでていたようで、ちびちび・ちびちび・どば!のようなかんじでした。

(がまん期)
そのうち自分で我慢するようになり、かなりもじもじしていてもトイレへの誘いはのってくれず。行けても力んでしまって出ないようでした。7時間出なかったときは漏らしていいからだして〜と願い、出さないと病気になっちゃうよと話しました。漏れた後は出してくれてよかったよーと。声をかけていると自分でタイミングがつかめなくなるときき、声かけはおでかけ前とお風呂の前に限定していたら、お風呂の前とがまんの限界のタイミングがあったようで、走り回っているところをおまるに誘ったら座った瞬間でて
成功しました。

(コツつかみ)
その数日後、幼稚園のトイレで成功していたようで(幼稚園でのトイレ事情は聞かないことにしていたので、後日先生に言われて知る)、うちでも自分でトイレに補助便座をつけお風呂の前の声かけで成功。座ると力を抜いているのでコツをつかんだなあと感じました。

(その後)
出るときは教えてねといっても「おうち帰りたい」とか「こっちきて!」とかなかなかストレートに教えてもらえなかったのですが、何度も成功していくうちに「トイレいく」「おしっこ」と言えるようになってきました。また、下の子の授乳などで手が離せないときは1人でも行ってくれるようになりました。


●私の思う、成功のポイント
697.jpg「排泄の自立」という言葉を知り、身の回りのことを自分でできるようになって、最後に排泄が自立するんだなと思って接し方を見直したのがよかったと思います。それまでやっていた「おはようといいながらぎゅーっとする」「1日1回は親子で大笑いする」などの関わりを忘れていたなと反省。着替えも自分でやろうとしていなかったので、ばんざいで脱がすのではなく袖をもって自分で脱げるように手伝ったりもしました。何より幼稚園に通い始めて急に「自分でやる」が増えたので、自立にむかってよい刺激になったのだと思います。

それから、おもらしをしたときに息子くんが「きょうりゅうみたいだねー」「へびさんがかけたね」と言っていたのでそれにのってみたり、乾かしてくれるおひさまありがとうーなど、でても気にしないーとしたのもよかったのかなと思います。(この表現も幼稚園の先生が息子くんに教えてくれたのかも!)
トイレに誘うのはおでかけ前とお風呂の前だけと決めて、「でないー」といわれたら「いいよー」とながすようにしています。はじめは漏れるのに抵抗がありましたが、覚悟が決まると不思議と平気になりました。おしっこもうんちもどんとこい!です(笑)


●下の子ガード
698.jpg下の子がおまるのある部屋にいる時は誘っても必ず断られたり、出している時は下の子のいない部屋だったりガードをつけているところだなと気がついたので、トイレの入り口付近にもガードをつけてあげたところ、トイレにきてくれるようになりました。ガードの高さは低めにして、通りやすくしました。
トイレに行けるようになった今では、息子くんが自分でガードを外したのでそのままにしています。必要な時はトイレのドアを閉めるようになりました。


●おまけ:サスペンダーの制服対策
699.jpg
※こういう着方はだめな幼稚園もあるかもしれませんので参考までに
まだ自分で制服の脱ぎ着が困難なのでトイレは大丈夫かなと思っていたところ、カーディガンの上からサスペンダーをかけた状態で帰ってきました。なるほど!と思って翌日からはその格好で登園させています(今度は帰ってくるとカーディガンを一番上に着ていたりして...だめだったかしらとも思っています)。制服は着方を練習するどころか着たがらないので毎日ちょこっとずつ着方を教えるというかんじです。